当ホームページの《在留資格》にも紹介していますが、「介護」という在留資格があります。「介護」の在留資格を取れば、更新することによって無期限で就労し在留することが出来るのですが、「介護」の在留資格は、国家資格である「介護福祉士」の試験合格が条件になっており、近年、合格率が高くなっているとは言え、外国人にとっては高いハードルと言えます。
一方で厚生労働省の推計では介護職員が2026年度に全国で約25万人不足すると公表されており、人員確保は喫緊の課題です。
そこで、厚生労働省は、介護福祉士の国家試験制度を大幅に見直し、試験の13科目を3分野に分け、初年度に合格した分野の試験は免除し、翌年度は不合格になった分野のみを再受験できるよう検討するとのこと。早ければ、2025年から実施の意向です。