昨年から日本のGDPが3位から4位になる見通しがニュースになっていましたが、本日2月15日、去年のGDP速報値が公表され、日本はドイツに抜かれ世界4位が確定しました。

日本が競争力を失った要因はいくつか有るのですが、その要因でもあり今後にも影響する大きなファクターに労働力不足があります。労働力不足を補うための一例として、より一層の女性の社会進出を後押しするよう夫の扶養となっている妻の年収106万円の壁を制度として支援するキャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)を新設するなど、政府も施策を打ち出しています(こちらの助成金申請は、社会保険労務士の領域ですが。。)

在留資格の面でも、特定技能2号の拡大や育成就労制度、そして海外企業に勤めるITエンジニア(デジタルノマド)らが、日本に観光しながらテレワークで働けるように6ケ月滞在できる在留資格の検討を進めています。短期的な滞在とはいえ、デジタルノマドは比較的高収入なため、滞在中の生活費一つ取っても経済的メリットが大きく、かつ、彼らの技術、意識、知識の高さが、日本社会のイノベーションの促進にも寄与するとの期待が高いとのこと。

在留資格に携わる行政書士として、新制度の主旨をしっかり理解し、制度に適した人材の申請を支援したいと思う。

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